廃棄される食品のリユース・リサイクルを実現!
食品系廃棄物処理およびペレット状肥料製造事業
廃棄される食品等から肥料を製造し、その肥料を使い農作物を生産するという循環型社会の実現を目指します。
受け入れ可能な廃棄物の種類
受け入れ可能な廃棄物の種類
●廃プラスチック
●金属くず
●紙くず
●木くず
●繊維くず
●動植物性残さ
●動物のふん尿
●汚泥(有機性汚泥に限る)
●ガラス・陶磁器くず
ウノ有機が実施する中間処理事業
許可を受けている処理方法
選別処理
破砕処理
脱水処理
発酵処理
選別処理
選別処理では、選別コンベア上で、廃棄物から梱包材を取除く選別作業を行います。
作業者は、流れてくる廃棄物を目視にて確認し、内容物と梱包材に分別します。例えば、豆腐が梱包された状態であれば、パッケージを開封し豆腐を取出します。
取出した豆腐は発酵処理工程へ送り、梱包材は破砕処理工程へ回します。
このように、選別工程によって廃棄物と梱包材を正しく分別し、次の工程へ適切に処理します。
処理能力
| ①廃プラスチック類 | 30.08 ㎥/日 |
| ②紙くず | |
| ③木くず | |
| ④金属くず | |
| ⑤ガラス・陶磁器くず | |
| ⑥汚泥(有機性汚泥に限る) | |
| ⑦動植物性残さ |
破砕処理
破砕処理では、選別処理で取り出された梱包材(廃プラスチック類など)を破砕機によって細かく裁断します。素材を小さくすることで、再資源化しやすくなるほか、後工程での処理規格にも適合されることができます。
裁断された廃プラスチック類は、細かなフレーク状になります。このフレークは再生資源として利用され、衣類の繊維原料など、さまざまな製品の素材へ生まれか変わります。
処理能力
| ①廃プラスチック類 | 4.24t/日 |
| ②紙くず | 3.60t/日 |
| ③木くず | 3.36t/日 |
| ④繊維くず | 1.04t/日 |
| ⑤金属くず | 6,16t/日 |
| ⑥ガラス・陶磁器くず | 4.56t/日 |
| ⑦動植物性残さ | 5.68t/日 |
脱水処理
脱水処理では、含水比の高い汚泥(グリストラップ等)を水分と固形物に分離をさせます。
機械装置の中にある2本のスクリューで、濃縮を行い、濃縮された汚泥を脱水し、脱水ケーキ状の固形物として処理されます。
処理された汚泥はさらに乾燥を行い、乾燥後に発酵処理工程へと送ります。
処理能力
| ①汚泥(有機性汚泥に限る) | 9.60 ㎥/日 |
発酵処理
生ゴミや動物のふん尿などを酸素が十分にある好気条件下で分解・発酵させ肥料にする処理方法で、食品リサイクル法の施行等を受け普及しました。
選別処理にて梱包材を取り除いた廃棄物は発酵処理を行います。梱包材を取り除いたことで、肥料化した肥料の中に梱包材の異物が混入するリスクが減少します。
処理能力
| ①汚泥(有機性汚泥に限る) | 32.00t/日 |
| ②木くず | 8.96t/日 |
| ③動植物性残さ | 32.00t/日 |
| ④動物のふん尿 | 32.00t/日 |
| ⑤繊維くず | 8.96t/日 |
ペレット状肥料の製造を実現
従来製造しておりましたパウダー状肥料は、農家の方から風で飛び散りやすく、均等に散布する事が難しいとのお声をいただいておりました。また、ゴルフ場でも年2回コースに弊社で製造したパウダー状肥料を撒いていただきましたが、同様の報告を受けておりました。
この様な事から今回新たにペレット状肥料の製造に着手しました。
滋賀県内にペレット状肥料の製造事業者が少ない為、農場やゴルフ場の関係者からペレット状肥料の製造に対するご要望をいただいておりましたが、この度実施する事となりました。
弊社では将来的に農業法人を設立し、自社で製造したペレット状肥料を活用した農作物の生産も視野に入れて取り組んで参ります。
■販売許可取得済肥料
普通肥料 ニュースーパー近江A
特殊肥料 ニュースーパー近江
機 械 設 備
設備名
汚泥脱水機ヴァルートデュオ+薬液自動溶解装置一式
設備名
選別コンベアライン一式
設備名
破砕機一式
設備名
発酵処理機 4 台
設備名
ペレット 造粒設備一式